厚生労働省は16日、いよいよ半月後に迫った新年度の介護報酬改定の解釈通知を公表した。
 
2021年度介護報酬改定の解釈通知等
 
各サービスの基本報酬や加算の算定ルール、あるいは運営基準の見直しについて、より具体的な説明を加えている。全ての施設・事業所が抑えておくべき重要な通知。ここに書かれている内容は、介護職の日々の仕事にも大きな影響を及ぼすことになる。


 新年度から本格的に運用されるデータベース「LIFE」に関する記載もある。厚労省は加算(科学的介護推進体制加算)の算定にあたり、利用者の自立支援・重度化防止を目指す「サービス計画」を作るよう要請。LIFEからのフィードバックも使ってPDCAサイクルを回し、計画を更新していくよう求めている。
 
厚労省は今後、介護報酬改定について更に詳しく解説するQ&Aなども公表する予定。